ガバナンス(企業統治)構築に関する記事一覧/株式会社メディレクション(東京、神戸/大阪、大都市圏)

ガバナンス(企業統治)構築

企業主導型保育所では、保育所内のガバナンス構築が重要になります。特に、以下のような部分では、しっかりとしたガバナンス構築が欠かせません。
■予算作成
毎年度、児童育成協会に対して予算書を提出する必要があります。また、年度終了後には実績の報告も求められることから、適切な予算の作成と実績の記録が必要となります。

■会計処理
会計責任者と現金出納責任者を任命することが監査事項で定められています。責任者を置くことで、職員に役割を持たせ、法令や規定に準拠した業務を実現することができます。

■苦情処理
保護者など保育所のステークホルダーからの苦情を処理するために、第三者機関窓口を設け、苦情解決責任者を設置することが義務付けられています。

■保育の役割分担
アレルギー対応や幼児教育、保護者支援など、保育従事者にも役割を与えることで、よりガバナンスを強化することができます。また、職務分野別リーダーの設置等については、処遇改善加算の申請にも影響します。

■施設長を中心とした運営体制
保育園設置主においては、なかなか保育現場の様子を伺いしることができません。そのため、適切なガバナンスを維持するためには保育所のトップである施設長と十分に連携をとって施設統治を行うことが、職員の不正を防止し、安定的な運営を行っていくうえでのカギとなります。

株式会社メディレクションでは、東京都、大阪府、神戸市を中心に、企業主導型保育事業に関するご相談を承っております。「社会福祉法人会計基準に対応した保育園の会計処理が分からない」、「整備費を利用して保育所を設置したときの圧縮記帳について知りたい」、「運営費の入金があるまでの融資について相談したい」など、企業主導型保育事業の実施でお困りの際はお気軽に弊社までご相談ください。