企業主導型保育園とは、会社に勤める方のお子さんを主な対象者として保育を行う保育園のことをいいます。
企業主導型保育園には以下のような特徴があります。
①認可保育園並みの厳しい基準で運営される。
企業主導型保育所は制度上「認可外保育施設」に分類されますが、内閣府所管事業であることから人員配置等に厳しい基準が課せられています。また、年に一回の監査の際には2名の監査員が保育所内を徹底的に監査し、違反がないかチェックします。
企業主導型保育所は、このように厳しい基準のもとで運営されているため、保護者の方は安心して保育所を利用することができます。
②自社の子どものみならず、提携企業や地域のお子さんも預かることができる。
"企業主導型"と聞くと事業所内保育所のようなイメージで、その会社の職員以外は預かれないように思えますが、そうではありません。
保育の必要性が認められれば、地域のお子さんや提携する企業のお子さんも保育所を利用することができます。
自社従業員の福利厚生だけではなく、地域貢献にも活用できるのが企業主導型保育事業です。
③内閣府から認可保育園並みの充実した助成金が拠出される。
企業主導型保育事業の助成金は、認可保育園等と比べても遜色なく、むしろ企業主導型保育所の方が助成金が多いと言われることもあります。
充実した助成金を受給する代わりに監査項目等を満たす必要がありますが、資金があるからこそできる様々な取り組みを行うことができます。
株式会社メディレクションでは、企業主導型保育事業の企業負担に関する問題や、提携企業との契約書に関する問題などさまざまなご相談に対応しております。
無料相談・出張相談(日本全国可能)にも対応しておりますので、お悩みの際はお気軽にご相談ください。
企業主導型保育園とは?専門家によるわかりやすい解説
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