企業主導型保育園の経営には認可保育園や小規模保育園とは異なるコツが必要です。例を挙げるとすれば、以下のようなコツがあります。
①制度理解を深め、監査等に耐えうる経営を行う
企業主導型保育園を経営するうえでは助成金の運営費収入が収入源の大半を占めます。そのため、制度理解を深め、監査で指摘を受けない経営を行うことが重要となります。監査で指摘を受けてしまえば、内容によっては助成金の返還が必要になるようなこともあるため、日常的に監査を意識したチェックを行っておくと良いでしょう。
②保護者のニーズを把握し、事業変更申請等も検討する
ここ数年で保育所数は増加し、待機児童問題も徐々に解決されつつあります。そのため、企業主導型保育園も園児の入園を待っているだけでは経営継続が難しく、販売促進を行うなど経営の工夫が必要な時代となりました。
地域ニーズに応じて一時預かり事業を追加したり、体調不良児型病児保育を実施したりすることで入園を促進することが重要となります。
③企業主導型保育園である強みを生かす
企業主導型保育園は認可保育園や小規模保育園と比べると事業者側の裁量が大きい制度と言われており、事業者側で自由に保育カリキュラムを決めたりすることが可能です。自社が裁量の大きい企業主導型保育園である強みを生かし、保護者ニーズの多い試みを行っていくと良いでしょう。
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